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最強のひと

01 25, 2010
のぼうの城

いちお、本の紹介もって事で。

わし、歴史モノ時代モノ大好きです。
結構前ですが和田竜さんのデビュー作『のぼうの城』を読みますた。
結論から言えば、面白すぎて一気読みですた。読者が多いのも納得。

天下統一目前の豊臣秀吉による関東北条家攻めで、忍城を水攻めした石田三成ら2万超の大軍に、総大将・成田長親らが10分の1の寡兵で抗戦した話。史実に基づいて脚色されており主人公が一見というか、基本的に武将としては欠落しているのだけど人間的に魅力的。

たぶん普段、歴史小説を読まない層を狙って読みやすい作品に仕上がっているんで、深さはあまりないけど読んでいて実に痛快な気分を味わえる。登場人物がとりわけ上手く描かれていて、人物像が浮かびやすい。
あまり良いイメージじゃなかった石田三成ですら魅力的に映った。
合戦に入ってからの戦略も面白くハラハラドキドキ出来る

もちろん主人公である"のぼう様"は特に魅力的に描かれている。
総大将である成田長親こと"のぼう様"はぼーっとした、ただ身体の大きい大男。
剣術があるわけでもなく、知力があるわけでもなく、馬にも乗れない。基本的には何も出来ないでくの坊である。
畑仕事が大好きで善意で農家に手伝いにいくけど、そこでも役に立たないというより却って足手まといにしかならない。

でも読んでいるこっちまで「しょうがねえなー」って思いながらも手を差し伸べてしまいそうな誰もが何故か放っておけない人間なんだよね。そんな男なもんだから合戦に民百姓までもが動き出す。
これこそが長親の魅力であり最大の武器でもあるんだな、これが。
なんだかんだで実は"のぼう様"のような人が最強だと思う今日この頃。

他にも和田竜さんの小説は『忍びの国』『小太郎の左腕』もよかったです
興味のある人は、やっぱりこの『のぼうの城』から読んだほうがいいかなぁと思います。
やっぱ歴史モノを読まない人も、普段、小説読まない人も楽しめる作品なので。

ところでこの作品、映画化が決まってますねぇ。
『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心、『日本沈没』の樋口真嗣で共同監督をするらしい。
キャストはまだ決まってないけど、はたして"のぼう様"に合う俳優っているのだろうか??
でも、かなり楽しみではあります、ハイ。
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